十勝・帯広まちあるき

2022/01/06
本年もよろしくお願いいたします

りくるは本日より新年スタートです。

本日、帯広は快晴でした。

明朝は、マイナス11℃の予報です。

以上、からっと寒い帯広からお伝えしました!

本年もどうぞよろしくお願いいたします!

2021/04/23
2021年度レンタサイクルスタートします

今年度のレンタサイクルは、4月24日(土)からスタートいたします。

スタッフ一同、みなさまのご利用をお待ちしております!

 

<お願い>

当レンタサイクルでは新型コロナウイルス対策を行っております。

ご不便をおかけする場合がございますが、予めご了承のほど、お願いいたします。

 

2016/01/05
帯広・足あと散歩(1)

kouen

 

とかち晴れの、しばれ~る朝、「発祥の地公園」を歩いてきました。
住宅街にひっそり佇む、帯広市民にはおなじみの公園です。
この公園のなかほどに「皆川周太夫上陸跡地」標示板があります。

 

開拓の進展と国防上の意義から、日高を横断する道路の必要性があげられ、
松平信濃守忠明の命を受けた皆川周太夫が、この地の探索を命じられます。
十勝川をさかのぼり、和人として初めて十勝内陸に上陸した場所が、このあたりとされています。
ときは1800年。晩成社が入植する約80年前のことです。

 

皆川周太夫はアイヌの人を道案内に、
帯広から現在の清水町を経て日高の沙流川上流まで踏破。
清水~日高間の道路開削計画を細かにまとめています。
「道」を作るための探査の旅。
ヒグマの気配濃厚な、道なき道に分け入っていったのでしょう。
(現代人の想像を絶する旅に思えます…)

hidaka
(沙流川ではありませんが某・日高の沢)

 

その開削計画ですが、
急峻な1000mを越える山岳地形と厳しい気象条件(&おさいふ事情?)が立ちはだかり、
幕府が実行に移すことはありませんでした。

日勝道路が完成するのは、それから160年後のこと。

しかしながら、現在の国道の位置は、
皆川周太夫が200年以上前に描いたものと、
ほぼ一致しているのだそうです。

 

そんな慧眼の持ち主である皆川周太夫ですが、
郷土史研究家の千葉小太郎氏(故人)が1960年代に痕跡をひも解くまで、
歴史の舞台に登場することはなかったということです。

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(川沿いを散策できる公園です)

 

●「発祥の地公園」
十勝バス【21】南商あかしや線
「水光園前」下車 徒歩5分
(バスターミナルから約10分、200円)